ぎんかのクソブログ

読んだ本の記録とかそんなの

JKって上司殺したいの頭文字と一緒だ!

週休三日にならないクソみたいな世の中!

死ぬまでに一体どれだけ読みたい本を読むことができるのだろうか……と考える日々を過ごしています。仕事がある限り無理ですよね。ロボットが働いてくれる世界にはいつなるんですか。

今回は二冊のみです。読むのを楽しみにしていたものになります。

 

 

 

倒立する塔の殺人(皆川博子

 

 

 

女子校って最高じゃない? 夢がいっぱいですよね。小中高大オール男女共同参画社会で(違)生きてきたので、同性がいっぱい! って経験は高校生の理系のなかの医療系を志す女子クラスという一年限りのものしかありません。世の中にはそれっぽちの経験もない人はいるんでしょう。ちなみに高校生のその年は男子クラスもありまして、目指す進路が男女で偏ってたってことなのでしょう。群れで生きる生き物ですからね。ちなみに私は理系クラスを選んだにも関わらず文転して経済系に進みました。試験が小論文だけって優しいよね。国語だけは得意科目でした。理科も数学も苦手です! お金は大好きです!

現実の女子校を知ると「うひゃー」って感じらしいことは耳にしております。現実からは目をそらしつづけているのでそんなものは見えない! そして、こちらの作品はその夢いっぱいの女子校生活が詰まっているのです!!

お姉様的な!!!!!!

でも人が死にます。そういう感じで死にます。愛憎です。可愛さ余って憎さ百倍の文章化! 加えて百合系ストーリーになったものがこちらです。すっげえおすすめ!!!

皆川博子さんを相当リスペクトしています。この方の作品は美麗というか、美味しいというか、美食……いやいや。言い表す言葉が見つからない。別の作品についても感想文書きたいと思います。ぴったりくる言葉を見つけたいです。

「倒立」云々は狂気への誘いってところで、トリックのポイントとは言いかねます。事件が起こる切っ掛け、あるいは場所でしょうか。本作のポイントは女子高生同士のリレー小説。私も中学生の時にやった覚えがあります。なんか途中で消えましたが。誰が持ってたんだ……? 最近もネット上でやろうか、って話になってたんですけどそれも消えましたね。誰かで詰まって。こんなもんでしょう。でも彼女たちはちゃんと結末をつけます。真実にのっとった結末を小説として描くんです。文章力やべえよ……あるいは妄想力? 犯人も読んで「なんでこんなにわかるのよ」って漏らしてました。

百合ポイントに大注目してますが、戦争時代の話になります。バッタバッタ人が死にます。あっけなく。10代半ばの子供達が突然ひとりぼっちになってしまう。洗脳された人たちとか、戦争が終わった途端に言うことが変わる世の中とか。特有の空気感があります。そんな悲惨な状態でも助け合って生きてる。でも人殺しちゃうんですよね! 可愛さ余って憎さ百倍とか言ってる場合なのか? と思いましたが、極限状態でも人間は人間なんだなぁと思いました。どこまでも適応し続けて、最強の生き物ですね。こっわ!

適当なこと言い始めたからこの辺にしておきましょう。思考がどこまでもネガティブにぶっ飛んでいきますね! 面白いから読んで!

 

 

 

 

摩天楼の怪人(島田荘司

 

 

 

御手洗シリーズです! 読む順番とかもはや調べなくなりまして、どの辺りの時系列かは内容での判断になりますが、御手洗さんが石岡君を捨てて日本を出たところでしょうか。なんかアメリカにいます。助教授だそうです。犯人はファントム! オペラ座の怪人を意識したんでしょうか。内容もそんな感じ。とある女優をのし上げるために、ファントムが暗躍します。人が死にますよ!!

「摩天楼」とかかっこいい言葉のせいでごっつい城みたいなものかなって勘違いしてましたが、辞書引いたら普通に高層ビルのことでした。 高層ビルでいいじゃん。なんで摩天楼とか言うわけ? 城だろ!

ただ事件がたくさんおきたのはすごーく前のことで、ファントムにのし上げてもらった女優が死にかけていて、死ぬ前に誰か謎を解いてくれよって遺言みたいに人を集めて伝えるんです。その中に御手洗さんもいまして、調査を始めます。

「停電の夜、一階にいる人間を三十何階かにいた人間が銃殺する。制限時間は十分間」

銃殺したのはその女優さんなのですが、私はどうやって移動しましたか? と言う謎。移動したのお前だろうがって感じですね。自分が撃ったと告白したくせに、歩いたとか走ったとかなーんにも言わないのは意味がわかりませんでした。寝てたのかよ。他にもありますがメインの謎はこれです。昔の建造物について詳しい方には楽勝なのかも。ポイントは「電気は使えない」ってところです。知識量がものを言いますね。私はさっぱりわかりませんでした!

ところでそのうちの一件、殺し方がえっっっっぐい。時計ギロチン。すっごい。よっぽど嫌いだったんでしょうね……私なら上司をその役にうんぬん。

ラストシーンは私好みでした! 潔く犯人には死んで欲しいものです。動機も好みでしたね。まさにファントムでした。オペラ座の怪人好きなんですよ……中学二年生、友達と映画館で観た思い出。愛が苦しかった……絶対何にもわかってなかったのに友達にバレないように泣いた……もう映画なんて長らく観に行ってないよ……。

間の記憶がごっそり抜け落ちてますが文庫本、すごく分厚いです。過去の話が多いので、始終御手洗さんがいないと気が済まない人には向きません。でも面白いので大変おすすめ。読んで〜

 

長くなったから今回は二つだけ。おしまい。